“作品ごとにキャリアを一段上げる人”。パク・ウンビンは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で第59回百想芸術大賞の大賞を受賞し一躍アジアの顔に。
2025年はディズニープラスのメディカル・スリラー『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』でダークサイドな天才外科医を怪演し、
Global OTT Awards 2025で主演女優賞を受賞し話題の中心に座りました。
プロフィール&現在の注目度:なぜ今、パク・ウンビン?
子役からキャリアを積み上げ、知的さと繊細さ、そして作品ごとの大胆な“化け方”で評価を拡大。『ハイパーナイフ』では“可憐”の殻を破ったサイコパシーな演技で批評・話題性ともに高評価を得ています。
読者視点で言えば——次にどんな難役を選ぶのか、その“意思決定”そのものがニュースになる稀有な存在です。
代表作3〜5選:名刺代わりの5本
1)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022/ENA・Netflix)
発達特性をもつ新米弁護士という難役で世界的評価を獲得。
百想の大賞受賞により“演技派の象徴”へ。
2)『恋慕 The King’s Affection』(2021/KBS2・Netflix)
男装の王という挑戦的設定で国際的賞レースを席巻。
国際エミー賞 テレノベラ部門で韓国ドラマ初の受賞作となり、ヒロインとして存在感を決定づけました。
3)『Castaway Diva』(2023/tvN・Netflix)
15年ぶりに無人島から帰還した歌手志望というユニークな役どころでコメディと人間ドラマを両立。
4)『ストーブリーグ』(2019/SBS)
球団運営の実務家を冷静に演じ、群像劇の中でも存在感。職業人のリアリティ表現は近年の強み。
5)『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』(2025/Disney+)
免許剥奪の過去を持つ天才外科医“セオク”を狂気と理性の間で綱渡り。
キャリアのターニングポイントに。
演技スタイルと成長の軌跡:静と動、理知と情熱のスイッチング
台詞量に頼らず“間”と“眼差し”で心情を可視化するミクロ表現が巧み。
『Castaway Diva』では訛り・歌唱・身体性の同時アップデート、
『ハイパーナイフ』では“善悪”の揺らぎを顔の筋肉と呼吸で描き分けるなど、
作品ごとに設計思想が刷新されます。
パーソナリティ:仕事優先のストイックさと温度のある言葉
過去のインタビューでは“仕事を最優先にしてきた”旨の発言が報じられ、恋愛観については慎重で誠実なスタンスが窺えます(※年代により文脈は異なるため、最新の公式発言を都度確認するのがベター)。
最新&今後:『ハイパーナイフ』配信&受賞、次作は“検討中”報道
- 『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』は2025年にディズニープラスで独占配信。ローンチ告知と最終話アナウンスが日本公式でも展開。
- Global OTT Awards 2025で主演女優賞(Female)を受賞。キャリアの「ダークサイド解禁」を追認する出来事に。
- 新ドラマ『オッサカン恋愛(仮)/ Spellbound リメイク』はヤン・セジョンとともに出演検討中と報道(双方の事務所コメントも“協議中”)。
まとめ:いま注目すべき理由(短評)
完成度の高い“優等生”から、倫理のグレーまでを許容する“挑発する主演”へ。
2025年の受賞は、彼女の次のギアチェンジを公に可視化しました。
次作の選択——その一点でニュースバリューが生まれる俳優、それが現在のパク・ウンビンです。
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