いま、なぜ「キム・ジウォン」?――人気の理由を3行で
- 『Queen of Tears(涙の女王)』(2024)がtvN歴代最高視聴率を更新し、Netflixでも世界的ヒット。国内外の認知が一段と加速。(出典)
- 繊細な感情表現と明瞭な発声で“泣きの芝居~ロコ”まで振れ幅が大きい実力派として評価。(出典)
- 2025年は次回作の動向に注目。医療ノワール新作のオファーに「前向きに検討中」と報道あり(公式コメントベース)。(出典)
『Queen of Tears』の最終回は全国24.85%を記録し、tvN歴代トップを更新。
Netflixの公式エンゲージメントレポートでも2024年上半期の最多視聴韓ドラとして名が挙がりました。
作品の勢いとともに、キム・ジウォンの「泣き」「微笑み」の切替えの速さと自然な台詞術が国内外で話題となりました。
代表作で見る“強み”――おすすめ作品3~5選
1. 『Queen of Tears』(2024/tvN・Netflix)
ロマンスの王道にシリアスとコメディを精密にブレンド。
主人公の“強がりと弱さ”を往復する表情芝居が白眉。
視聴率は前述の通りtvN記録を更新、Netflixでも長期でグローバルトップに滞在しました。{index=1}
2. 『My Liberation Notes(私の解放日誌)』(2022/JTBC・Netflix)
抑制の効いた台詞回しと沈黙の間で心情を立ち上げる“引き算の演技”。
放送後半は話題性ランキング上位を常連化し、NetflixでもグローバルTop10入り。
3. 『Fight for My Way(サム、マイウェイ)』(2017/KBS2)
現実を打破する等身大ヒロイン像でブレイク。
ロマコメの当たり役として“生活感のある可笑しみ”を確立した転機の1本。
4. 『The Heirs』(2013/SBS)/『Descendants of the Sun』(2016/KBS2)
脇から存在感を奪う鋭い台詞術で“ディクションの妖精”と評されるきっかけに。以後の主演街道の礎となりました。
演技スタイル:感情の“可変ギア”と明瞭な発声
キム・ジウォンの核は、緩急の付け方の巧さと台詞の明瞭さ。
ロングショットでも視線と呼吸で物語を動かし、クローズアップでは微細な顔筋の変化で温度差を作ります。
『Queen of Tears』では涙の“粒立ち”のコントロールが見事。
『私の解放日誌』では無音の時間を恐れない“間”で、心情の余白を観客に委ねる演出と共振しました。
人物像:仕事と私生活を分けるプロ意識
所属はHighZium Studio(2022年9月契約)。インタビューでも「作品と私生活は分け、視聴者にはキャラクターだけを見てほしい」と語るなど、過度な私生活露出を避けるスタンスが作品の没入感を支えています。
最新動向・今後の展望
2025年2月、SBS系の医療ノワールドラマ『Doctor X: Age of the White Mafia(仮)』について、オファーを前向きに検討中と報道。
所属事務所も「前向きに検討」とコメントしています(=出演確定ではない点に注意)。
正式発表の有無は、今後の公式リリースで確認しましょう。
配信での再評価と国際的ファンダムの拡大により、ロマンス/メロ+社会派の縦軸を持つ中〜大型作品の主演起用が今後も有力。
広告・アンバサダー活動でも存在感を増しており、露出は安定推移が見込まれます。
まとめ:なぜ“今”注目すべきか(日本での人気度)
- Netflix主導のグローバル波及で日本でも認知拡大、VOD主戦場の強い女優へ。
- ロコ~シリアスの可変幅と明瞭なディクションで、吹替・字幕環境でもニュアンスが伝わりやすい。
- 代表作の再視聴価値が高く、配信プラットフォームでのロングテールが期待できる。



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