プロフィールと現在の注目度・人気の理由
イ・セヨン(1992年12月20日・ソウル生)。
子役からキャリアを重ね、『王になった男(The Crowned Clown)』『袖先赤いクットン(The Red Sleeve)』『法に則って愛せ(The Law Cafe)』『烈女パク氏の契約結婚(The Story of Park’s Marriage Contract)』と主演作が続く実力派。
2025年9月にはFantagioへ電撃移籍し(前事務所から11年での転籍)、今後のラインアップに注目が集まっています。
さらに、新作ロマンスファンタジー『Long Vacation(仮)』に主演交渉中との報道が9月末に浮上。共演候補はチュ・ヨンウで、海辺の町を舞台に“デーモン×人間”の温かなラブストーリーになる見込み。
配信はNetflixの可能性が報じられています。
代表作3〜5選:作品別の“刺さる”魅力ポイント
- 『袖先赤いクットン(The Red Sleeve)』(2021・MBC)
王の孤独と宮女の矜持が交錯する古典ロマンス。セヨンの繊細な感情表現が高評価、MBC演技大賞で主要部門を受賞(同作は作品賞)。時代劇ヒロインとしての地位を確立しました。 - 『王になった男(The Crowned Clown)』(2019・tvN)
緊張感ある宮廷劇で、芯の強さと知性を兼ね備えた王妃像を確立。時代劇の適性が広く知られるきっかけに。 - 『法に則って愛せ(The Law Cafe)』(2022・KBS)
ラブコメで見せる明朗なテンポと掛け合いのうまさ。重厚だけでなくライトな作品でも主役を張れる万能性をアピール。 - 『烈女パク氏の契約結婚(The Story of Park’s Marriage Contract)』(2023・MBC)
過去から現代へ“時間移動”するヒロインで時代劇×現代劇の二刀流を披露。最優秀演技賞を獲得し、トレンド感と実力を両立。 - 『Motel California』(2024)
地方モーテルを舞台にした“初恋再会”ロマンスで素朴な情感を繊細に体現。ELLE Korea対談でも役作りに言及。
演技スタイルと成長過程:なぜ“時代劇クイーン”なのか
セヨンの強みは、①目線と間で語る静の演技、②現代劇では軽やかなテンポ感、③時代劇での古語まわしと所作の美しさ。
子役期から蓄積した引きの演技が、近年の主演作で一気に“熟成”。『袖先赤いクットン』『王になった男』での肚の据わった所作は、その集大成です。
近年のメディア露出(DAZED KOREA等)でも、役への向き合い方や残る感情について率直に語っており、役柄の内的動機を言語化して現場に持ち込むタイプだと分かります。
パーソナリティ:インタビュー発言とエピソード
- 役と自分の距離感:「作中では和解しても、現実の自分にまだ解けていない感情がある」と語るなど、作品後も“余韻”と向き合う誠実さが印象的。
- 仕事観:ジャンルを横断し“変化”そのものを楽しむ姿勢。子役出身ゆえの現場適応力と基礎の強さが、安定感につながっています。



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